環境の生き物
22歳の自分は安定で家族がいれば、
何もかも幸せと思っていた。
いい場所で、会社勤めでそこなく暮らせる。
そして、enjoy野球でもできていれは、
なにより幸せだと考えていた。
しかし、初めはあそびからはじまった。
なにより楽しければよかった。ある程度の金があり、ある程度の暮らしで、十分だった。
人間の欲望はおそろしく、一度ほしいものがあるとそれしか目がいかず、目当てなものがそろうまではそれ以外に興味がなくなる。ましてや、一度引き金をひいてしまったら。止まれずにはいられない。
本当にとまれないのだ。それは引くこともできなくなる。止まらずに奥までつっぱしると最後にはもどれなくなるほどに止まれなくなり、高い場所に引き込まれる。
おかげで、失敗もかなり多くした。
だが、それによって様々なことを知ることができた。それはもう多くのことだ。
移動力=学び
人は移動距離が多いほどに学べることが多くなる。考えてみれば、僕たちは今までだってそうじゃないか。幼児時代、中学生、高校生と成長していくたびに進化してきた。中学生のころは地方に野球部で強い人などあまりいなかった。しかし、一度、高校に行けば、それはも怪物しかいなかった記憶がある。それは高校の入学時点でそう思った。他のチームや野球部の先輩を知ったらなおさら、僕のレベルではないと、気づいたものさ。まわりあ強いやつらでいっぱい。
中学では一番と思っていたのが、場所が違うだけでこんなにも差があるのだと感じた。しかし、差を埋める習性がある。それによれば、どんな差があろうとあがこうとする。限度はある。人によって特性は同じではないからな。一人一人違うから当たり前。
しかし、どうだろう?
以前いた時より確実に成長はしているはずさ!間違えない。僕もそれは実際に高校時代に肌で感じた。2か月くらいは中学のままだったが、半年もすれば、体格も、体力も、技でさえ、以前とはまるで別人でした。ある時写真を撮ったことがある。自分の写真を撮った。半年前の自分と半年後の自分を比べてみた。環境が変われば、甘さがなくなり、以前の自分ではないくらいに変わることができる。周りは助けてくれないし、頼れるのは自分だけだから。選択を迫られる。そうやっていくうちに、自分のサバイバル精神が生まれてくるのだ。本来、人間が持っている本能的な力であろう。この精神が人を育てつ野生の本能。自分の身を守るために必須なこと。これにより原動力を絶やすことなく行動できる。
しかし、なぜ?行動する原動力が発揮するのだろうか?
私たちはなかなか行動できないから困っている。だから、本屋や、人の話を聞いて何かしらの理由を求めている。すなわち、頭ではわかっているけど、行動に移せないから困っているのが実情だ。じゃあ、行動するには、どうすればいいのか?私たちが行動するには何が必要か?それは、原動力が必要である。しかし、原動力は初めからあ
ったわけではない。では他に何があるだろうか?こたえは簡単である。
「行動したくなるから行動するだけ」
当たり前なこと過ぎて、え!何を言っているんだ!?と思ったであろう。でも、そのままの意味さ。
環境➡感情➡行動
では、行動したくなる時はどんな時であろうか?それは、不快だったり、強烈な快感を得た時であろう。例えば、暑い日から外に出る。外は熱いから中に入るみたいに、こんな感じに人はそう思ったから行動する。
実際、人の行動は意志で変えられるものではない。
そう思ったから行動する。そう!まさ本能からくるのだ。だから、先に環境から変えるのだ。熱いとこにいたら涼しいとこに行く。寒いとこにいたら温かいとこに行く。この習性さえ知っていれば、自らを困難な場所に投げ込むことができれば、環境が変わり、必然に行動も変わるようになる。もうすでに成功している人がいるのであれば、それは、すでに行動できる環境にいただけの話だ。
やることは簡単、ただ、移動するだけ。だけど、ほとんどの人は、自分で複雑にして、難しくしている。だから、行動できない人には移動力を身につけた方がよいのだ。
僕も、移動力を意識するようにしてから、色んな知識を得ることができた。失敗もいっぱいしてきたが、それも、経験になるのだ。なら、行動しない理由がない。僕も、言いたいことばかり言っているが行動できない人の一人だ。いつだって、物事から逃げようとしてしまう。今回そんな人にお勧め本がある。今回、「移動力」という言葉もここから引用してきたものだ。
著者:長倉顕太「移動力」
オフィシャルサイトhttps://kentanagakura.com/